令和7年度「三南の翼2025マレーシア研修」報告を受けて
日時 令和7年10月10日(金)16:00~ 学校会議室
同窓会・後援会支援事業「三南の翼」(マレーシア:2025年8月18日~22日 4泊5日)に参加した生徒による報告会が行われました。
参加生徒は全部で7名で、最初に今回の研修会内容を動画で紹介し、参加者各自が感じたことを資料でまとめ発表を行いました。
1日目:成田空港からクアラルンプール空港へ 市内レストランで夕食後ホテルへ
2日目:クアラルンプール市内観光(モスクやバドゥ洞窟など)、市内にてB&Sプログラム(昼食、夕食まで現地学生と過ごす)
3日目:カンポンビジット体験
4日目:JICA現地法人訪問、日本大使館訪問、市内自主研修、クアラルンプール空港から成田空港へ
5日目:成田空港到着
※「B&Sプログラム(ブラザー&シスタープログラム)」現地で学ぶ大学生や留学生がガイド役となり、生徒たちと交流しながら観光地や街を巡る教育旅行プログラム
※「カンポンビジット」マレー語で「村」を意味するカンポンの一般家庭にホームステイし、日常の暮らしやその土地の文化、風習に触れる異文化体験プログラム
※日程に関しては学校配布資料から抜粋
参加者7名は、マレーシアの街、文化、宗教、食事など様々なことに触れ・実際に体験し、たくさんの発見と気付きがあったようです。
発表後は参加同窓生がたくさんの質問をさせていただきました。
なかなか在校生との交流は持てませんが、とても良い機会となりました。
◆参加生徒の感想(一部)
JICAでの訪問で現地で活躍する日本人の話を聞いてすごいなと思い、この仕事に興味を持った。
人種・文化関係なく心を開いて交流する大切さを学んだ。
サロマリンクブリッジ(2020年誕生)の観光スポットに昼と夜に行ったのが印象的だった。
お土産物屋さんで買いものをした経験から、自分から伝える大切さを学んだ。日本語で「ありがとう」と言ってもらったのはうれしかった。
自分からアクションを起こす大切さを感じた。
マレーシアの方はとても親切で、拙い英語でも理解しようとしてくれたので、日本でも外国人にやさしくしてあげたいと思った。
ワンタンミーという食べ物は「スープ」と「ドライ」があり日本のワンタンとは違うことを知った。固定概念にとらわれない大切さを知った。
英語のコミュニケーションが大変だったけど、伝わったときはとても楽しかった。自分から話す、自分から伝えようとする(ジェスチャーなど)の大切さを知った。
クアラルンプールでは信号を守らないで渡る人が多く驚いた。
◆研修で意識したこと(鈴木校長)
高校生ならではの経験ができるような研修を意識してプログラムを作成した。
クアラルンプール(大都市)と田舎の経験(カンポンビジット)をすることで生活の違いを感じる。
食事は現地レストランを利用、夜のツインタワーの見学など、現地でチャレンジすることの大切さを学ぶ(安全面には十分考慮)。
JICA・日本大使館訪問で海外で活躍する日本人を知る。
◆同行教員感想
異文化、英語の経験がとても貴重な体験となった。
この子たちが今回体験したこと、感じたことは、将来グローバルな環境で活躍するうえで大切なものになるはず。
◆取材感想
同窓会総会時に意気込みを話してもらったときは不安げな様子がありました、研修を通して自信がついたのではないかと感じました。
参加者の事後感想を印刷物でいただき読ませていただきましたが、感想やこれからどうしていきたいかなど、とても詳しく書かれていていました。
参加者各自がたくさんの気づきを得ることができたのは、とても素晴らしいことだと、卒業生として誇らしく感じました。










